ベルリンの博物館おすすめ:博物館島から歴史施設まで

公開日: 読了目安 8 分ベルリン

目次
  1. 博物館はどこに集まっているか
  2. 博物館島:まず訪れたい場所
  3. ミッテとクロイツベルクで学ぶ20世紀
  4. 中心部の外にある芸術と科学
  5. 1日・2日・3日のモデルプラン
  6. 時間を節約する実用ヒント
  7. リストを行程に変える

ベルリンで行くべき博物館はどこか。結論から言えば、博物館島から少なくとも一つ、20世紀の歴史を扱う施設を一つか二つ、そして現代美術か自然科学のような気分転換になる場所を一つ選ぶ組み合わせがおすすめです。ベルリンには一度の旅行では回りきれないほど多くの博物館があります。大切なのはすべてを見ることではなく、エリアごとにまとめて取捨選択し、毎日街の端から端まで移動しないことです。

博物館はどこに集まっているか

ベルリンは中心が一つの街ではなく、博物館の配置にもそれが表れています。大規模な国立コレクションは歴史的な中心部にある博物館島(Museumsinsel)に集まっています。ナチス時代、ホロコースト、冷戦を扱う施設はミッテ地区とクロイツベルク地区に点在し、多くは互いに徒歩数分の距離です。現代美術と自然科学の施設は少し北、ベルリン中央駅の近くにあります。

開館時間、休館日、チケットの規則は季節や年によって変わります。また、いくつかの大きな建物は長期の改修を経験しており、訪れたときに一部の展示室が閉まっていることもあります。出発の数日前に各館の公式サイトを確認し、日時指定チケットや共通券が自分の日程に合うか見ておきましょう。ヨーロッパのほとんどの首都で通用する目安は、半日に大きな博物館は一つまで、というものです。ロンドンの博物館ガイドでも同じ考え方を紹介しています。

博物館島:まず訪れたい場所

博物館島はシュプレー川の中州にある博物館群で、全体がユネスコの世界遺産に登録されています。一つのエリアしか回れないなら、ここを選んでください。建物が隣り合っているので、その日の気分で入る館を決められます。

ペルガモン博物館

ペルガモン博物館は、室内に再構築された記念碑的な建築で知られています。ペルガモンの大祭壇と、バビロンのイシュタル門です。青い釉薬タイルの門の前に立つと、博物館のために旅をする人がいる理由がわかります。ただし建物は長く改修が続いており、どの展示室が公開されているかは年によって異なります。特定の作品を目当てに予定を組む前に、公式サイトで確認してください。

新博物館

新博物館には、エジプトのコレクションと有名なネフェルティティの胸像があります。建物そのものも物語の一部で、修復では戦争による損傷の跡をあえて隠さず残しました。古代エジプトにそれほど関心がない人でも、古い石材と新しい手が加わった部分が出会う展示室の雰囲気を楽しめるはずです。

旧国立美術館

旧国立美術館は三つの中で最も静かで、遺物より絵画が好きな人に向いています。神殿のような建物に、19世紀のロマン主義と印象派の作品が並びます。所要時間は1時間半ほどで、その後に散歩する余力も残ります。近くのベルリン大聖堂はドームと王室の納骨堂を備えた壮大な教会で、見学の合間の休憩にちょうどよい場所です。

ミッテとクロイツベルクで学ぶ20世紀

自国の近い過去をこれほど率直に街なかで語る都市は多くありません。このグループはその語りが最も濃く集まっている場所です。気持ちの負担も考えておきましょう。続けて二、三か所で十分で、合間にゆっくりコーヒーを飲むのは失礼ではなく、無理のないペース配分です。

  • ドイツ歴史博物館:2000年にわたるドイツ史を幅広くたどります。個別の施設を訪れる前の全体像づかみに向いています。
  • ベルリン・ユダヤ博物館:ダニエル・リベスキンドが設計した印象的なジグザグの建物で、ドイツのユダヤ人の歴史を伝えます。建築自体がメッセージの一部です。
  • テロのトポグラフィー:旧ゲシュタポとSS本部の跡地にある屋外と屋内の資料展示で、すぐ隣にベルリンの壁の一部が残っています。
  • チェックポイント・チャーリーとイーストサイド・ギャラリー:前者は冷戦期で最も有名な国境検問所、後者は現存する最長のベルリンの壁で、現在は屋外ギャラリーになっています。

冷戦期の東ドイツの暮らしに興味があれば、DDR博物館を加えるとよいでしょう。体験型の展示で東ドイツの日常を再現しており、引き出しを開けたり復元された部屋に座ったりできるため、家族連れや若い人にも人気です。昼どきと週末は混みやすいのでご注意ください。

中心部の外にある芸術と科学

ハンブルガー・バーンホフは、かつての鉄道駅を利用した現代美術館で、広々とした大ホールは大型のインスタレーションによく合います。何日も歴史が続いたあとのバランスをとるのに最適です。中央駅の近くにあるので、荷物の預け先を決めておけば、到着日や出発日にも組み込みやすいでしょう。

自然史博物館は、世界最大級の組み立て展示の恐竜骨格がある博物館です。子ども連れならどこへ行くかという問いへの最良の答えですが、化石や鉱物が好きな大人も退屈しません。中心部の北側にあるので、ハンブルガー・バーンホフと同じ半日にまとめられます。

1日・2日・3日のモデルプラン

以下は目安であり決まりではありません。興味や天気に合わせて入れ替えてください。

  • 1日:午前は博物館島(新博物館ともう一館)、近くで昼食、午後はユダヤ博物館かテロのトポグラフィー。
  • 2日:2日目にドイツ歴史博物館、DDR博物館、イーストサイド・ギャラリーを回り、最後に川沿いを散歩して締めくくります。
  • 3日:北側の二館、ハンブルガー・バーンホフと自然史博物館を加え、一番印象に残った館にもう一度行くための空き時間も残しておきます。

プラハ2日間のモデルコースを読んだ方は、リズムの違いに気づくはずです。プラハはコンパクトなひと続きの散歩で回れますが、ベルリンは丁寧に選び、エリア間でUバーンやSバーンを使う人に報いてくれる街です。

時間を節約する実用ヒント

  • 多くの博物館は週に一日休館します。月曜が多いものの館によって異なるので、出かける前に確認してください。
  • 人気の施設は、公式サイトが日時指定券を用意している場合は予約しておくと安心です。特に繁忙期はおすすめです。
  • 荷物は小さめが楽です。大きなリュックはロッカーかクロークに預けるよう求められるのが普通です。
  • 撮影のルールは展示室ごとに違うので、掲示を確認してください。
  • 昼食は見学の後ではなく前に計画しましょう。館の周辺のカフェは正午ごろにすぐ満席になります。

ベルリンらしい真面目さと気楽さの混ざり合いは、博物館のカフェや中庭にも表れています。遠慮せず座って休みましょう。四つの博物館をじっくり見た人は、八つを駆け足で回った人よりも多くを覚えているものです。

リストを行程に変える

日数が決まったら、選択よりも順番が大切になります。地区ごとにまとめ、重い歴史の場所は集中力のある午前に、軽めの場所は午後に回しましょう。ベルリンの博物館ガイドでは各スポットを地図で確認でき、距離の見当がつきます。一日歩き回ったあとの夕食のことも考えているなら、ウィーンのグルメガイドが、中欧の街がカフェを軸に一日を組み立てる様子をよく示しています。

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